こんにちは。
ハタ楽ブログ管理人のモーリーです。
今回のテーマは「人を動かす力!」
立場上、人の上に立つということは人を動かすということです。
そんな上に立つ人の中には、



あの上司のためならどんなことでも力になりたい!
と周りから慕ってもらえる人もいれば、



あの上司から言われることは何故かやる気が起こらない、二の足を踏みたくなる・・・
と思われてしまう人もいます。
私が思う本当の人を動かす力は決して人を動かそうとするのではなく、「あの上司のためなら」と動きたくなるモチベーションを周りに芽生えさせる力のある人だと思っています。
その力を手に入れるヒントをくれるのが「水」です。
はぁこいつ何を言ってんの?
と思う人もいるかもしれませんが、「水」は飲む為だけの物ではなく、社会で生きていく上で役に立つ大切な事を人間に教えてくれます。
私はいつも「水の性質」を参考にしながら人を動かす時には意識し、物事をスムーズに進めることができています。
ということで、まずは「水の性質」から紹介していきます。
水の性質を学ぼう


水には様々な性質がありますが、今回はその中でも「流れる水」を想像してみて下さい。
流れる水は普通、上から下へ高い所から低い所へ流れていき、流れている途中に木の葉や枯れ枝が落ちていれば決して上から押さえつけようとはせずに、木の葉や枯れ枝より更に低い所に入り込み相手を浮かせ共に流れていきます。
その水の姿を言い換えれば相手より下手にまわる動き、言わば相手を勝たせる姿とも言えるでしょう。
勝ち負けで論じたくもありませんが、事実、上に浮かされた物が自ら動いている訳ではなく、浮かしている水が浮かされる物を動かしているのが現実なんです。
低姿勢で自ら負けていくが、負けているようで極自然に相手を思うように動かす力、これこそが水の性質です。
水の性質から悟った、人を動かすヒント


なるほど。
人は負けるのが嫌いでどちらかと言えば勝ちに行きたい生き物ですが、そこを水の如くあえて負けていく中に周りを浮かし動かす力が生まれるのか、と私は水の性質を人間関係に当てはめてみました。
人間どうしても立場が上がるとプライドを傷付けられたくなかったり、舐められたくない心が働いて、気が付けば下の者を押さえつけて言うことを聞かそうとしたり、頭ごなしに怒ってしまったりして力尽くで動かそうとしてしまう場合が多いです。
きっと思い当たる節がある人もいるんじゃないかと思います。
しかし、それでは人を満足に動かすことはできません。
人の上に立つと言うことは誰よりも低く勤めるということ、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という言葉があるように、出世するほど成長するほど頭と心を低くして人と接していく事が大切です。
そうすれば



あの人は立場があるにも関わらずいつも低姿勢で素晴らしいなあ!なんだか付いて行きたくなる!
と意欲的に力になってくれる人が出てくる訳です。
一方でそんな事をすれば舐められてしまうのでは?と心配になる人もいるかもしれませんが、正直言って優しさに甘んじて舐めた態度をとってくる人は必ずいます。しかし、それ以上に積極的かつ意欲的に動いて力になってくれる人が絶対に現れます。
イメージでは流れる水の如く、人の足元に心を置き相手を心を浮かすイメージです。
浮かしてしまえばこっちのもの。
では、相手の下手に入り込み心を浮かすにはどうすればいいのでしょうか?
その答えは簡単です。
水の性質から悟った事を実践しよう!


一番簡単な実践は挨拶です。
日本には昔からですが後輩だから、部下だから先に挨拶をしなければならないという謎の固定概念が存在します。それはきっと立場が上の人が下の者に負けたくないというプライドが創り出した産物でもあると思います。
でも実際はそんな決まりは一切ありません。
とにかく立場が上であろうと低姿勢で相手の足元に心を置いて負ける事を意識し、人と会えば満面の笑顔で「おはようございます!」と先に挨拶をする。
その瞬間に挨拶をされた相手は気持ち良くなり心が浮くわけです。
これが相手を浮かすということ。
浮かしてしまえば「おはようございます!」と思った通りの言葉が帰ってきます。
これが相手を動かすということ。
まさに、先に挨拶をした者が相手の心を浮かし、自然に人を動かしたのです。
↓他にも使える実践方法はこちら


まとめ
挨拶以外でも立場が下の者に頼みごとをする時やアドバイスをする際も同じです。
偉そうに言うのではなく相手の状況や性格を考えながら低姿勢でコミュニケーションを取る事を意識していけば無理に力を入れる事なく人を動かす力を身に付ける事ができますよ。
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