保育士の基本データ


●保育士に必要な資格
- 保育士資格
●保育士に向いている人
- 子供好き
- 健康で体力がある
- 感受性豊かで明るい
- 優しくも厳しくする時は言える
●平均給与
- 初任給 15万円〜18万円
- 平均月収 22万円
保育士ってどんな仕事?


保育士は「保育」という漢字が表している通りで、「保護」して「育てる」ということです。親の代わりとなり、乳幼児を預かって身の回りのお世話や遊びなどを通じて、子供達の育成を行います。
また保育士は、「子どもの保育」と「保護者に対して保育に関する指導」を行うことができる国家資格です。保育士の仕事として最も一般的なのは、就労や療養などの事情で保育を行えない保護者に代わり、保育施設(いわゆる保育園)で、0才から6才(就学前)までの乳幼児の保育を行うことです。
その内容は、心と身体の健康的な発達を目的とする保育指導カリキュラムを前提として、未就学児童への基本的な生活指導を行います。
また、将来的に集団生活や地域との繋がりの中に飛び込んだ時にある程度の社会性や協調性を養ってもらう役割も保育士は担っています。
保育士の就職先10選


保育士と聞けば保育園の先生を思い浮かべる方がほとんどじゃないかと思います。しかし、他にも保育士の資格があれば働くことができる場所はたくさんありますので、その中から10種類の職場を紹介します。
保育所
保護者が仕事や病気などの都合で子育てが疎かになってしまう児童を預かり、保育する施設。大きく分けると認可保育所と認可外保育所の2つに分けられます。
児童厚生施設
地域にある児童館や児童遊園のこと。児童に健全な遊びを提供し、健康増進と豊かな情操を育てることを目的とする施設。
母子生活支援施設
母子生活のために養育が困難な世帯を保護して、自立できるまで生活を支援する施設。
乳児院
児童福祉法に基づいた施設。様々な理由で世話のできる保護者のいない乳児~小学生入学前の児童を支援・援助するための施設。
児童養護施設
保護者のいない児童、虐待された児童、その他家庭の事情で養護を要する児童を保護し、自立のための支援を行う施設。家庭の事情には、保護者の疾病・拘禁・経済的な理由などが挙げられる。
知的障害児施設
知的障害のある児童の保護と、独立自活に必要な知識・知能を与えることを目的とした施設。
知的障害児通園施設
知的障害を持つ児童を自宅から通園させ、将来独立して自活できるような知識と技能を習得させるための施設。
盲ろうあ児施設
盲目の児童や強度の弱視児童を入所させて保護し、人の援助をできるだけ受けなくても生活をしていく力を身につけるための支援(自活の促し)をしていく施設。
児童自立支援施設
非行に走り不良行動を起こしたり、起こしかねない児童や家庭に問題のある児童を教育・指導するための施設。
児童家庭支援センター
地域、家庭における児童の福祉に関する相談に応じて、専門的な指導・助言を行う施設。
まとめ
今回は保育士ってどんな仕事なのか、保育士になるためにはどうすれば良いのかを重点的に紹介をさせて頂きました。
保育士になるための学校、保育士になってからの就職先はたくさんあることが分かったと思いますが、あとは自分に合った学習スタイルや就職先を理解し、選択していきましょう。
これから保育士を目指す人、保育に関わる職場に就職したい人は、ぜひ役立ててもらえたら幸いです。
最後になりましたが、国家試験を受ける場合の詳細がわかる「全国保育士養成協議会」のリンクを貼っておきますので参考にしてください。↓ ↓ ↓
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