【働く】のヒントが見つかる仕事情報ブログ|ハタ楽ブログの理念について紹介します。

【保育所で働きたい人へ】保育所の先生の給与から保育所の種類や仕事内容などを紹介します。

保育所で働いてみたいけど分からないことだらけで不安です。

安心してください!

そんな方に向けて、保育所の気になる月収から仕事内容まで詳しく紹介していきます。

目次

保育所とは?

保育所とは保護者が働いているなどの何らかの都合で保育を必要としている保護者より乳幼児を預かって保育する施設です。日本では児童福祉法第7条に規定されている児童福祉施設です。

保育の内容は、様々な活動や遊びを通じて児童の健康的な身体の成長と、健全な情操(豊かな感情)を育てる場所としての役割もあります。お父さん、お母さんにとっては子育ての強い味方です。

一般的には「○○保育園」と言われていたりもしますが、それはあくまでも施設名にあたる通称です。正式には「保育所」ですので、保育園と保育所には特に違いはありません。ただ保育所といっても認可保育所、認可外保育所、認証保育所などの種類がありますので、それぞれの違いを紹介させていただきます。

認可保育所

認可保育所とは国が定めた基準を満たして各都道府県に認可された保育所のことを言います。

その基準は

  • 施設の広さ
  • 保育士などの職員数
  • 給食設備
  • 防災管理
  • 衛生管理

などです。

これらを満たしているのが認可保育所という事です。

モーリー
モーリー

厳しい基準をクリアしている施設だけに保護者も安心だね!

 

認可保育所に入園す場合の手続きは各市町村に申請をしに行きます。認可保育所の場合、比較的に保育料金が安いので入園待ち状態の待機児童が多くいるのが現状です。

近頃は保育所ごとに個性があり、音楽に力を入れたり、英語に力を入れたりと他との差別化が進んでいます。

認可保育所も更に3つの種類に分類されます。

  1. 【公立の保育所】各市区町村が運営している施設。保育士は公務員扱いです。
  2. 【私立の保育所】社会福祉法人、NPO法人、企業や学校なども経営に取り組んでいます。規制が少ないので個性を出しやすく他との差別化をはかりやすいです。
  3. 【公設民営保育所】国や地方自治体が設置して、運営は民間の会社などに委託している施設。保育士は公務員ではありません。方針は公立の保育所よりです。
モーリー
モーリー

自分にあった職場タイプを探してみよう!

認証保育所

認証保育所は東京独自の制度です。道府県の方にはあまり関係ありませんが、紹介させて頂きます。

大都市である東京都の特性上、広い土地が確保できなかったりして、国が定めた認可保育所の設置基準をクリアしにくいという問題がありました。

しかし、その問題を解決し、東京の特性に合わせようとの思いでできたのが認証保育所です。

近年では認証保育所に多くの企業が参入してきており、お陰で様々な保育ニーズに対応できるようになってきています。

認証保育所に就職すれば、より働くお母さんたちの力になれる機会が増えると思いますよ。

 

無認可保育所

国が定めた基準を満たしていない保育施設という分類になりますが、それを補って素晴らしい保育を行っている施設も多くあります。

無認可って聞いたら悪いイメージを持ってしまうかもしれませんが、決してそんなことはありません。

むしろ、無認可だけに保育所に預けるための理由や条件が必要なかったり、休日の預かりなども実施することができたり、他にもメリットはいっぱいで、認可保育所以上のクオリティーで保育士さんたちも活躍している施設も多数あります。「無認可保育所」って呼び方変えたほうがいいのではと私は思うぐらいです。

無認可保育所に就職すれば、幅広い悩みを抱えたお母さんたちの助けになることができるでしょう。

 

保育所勤務者の月収は?保育所で勤務するための資格は?向いている人物像は?

  • 保育所で働く保育士さんの平均月収
  • 平均月収18万円
  • 年間平均ボーナス40万円

 

  • 保育所で働くための資格
  • 保育士資格 

※もちろん資格があった方がいいですが、「保育補助」という保育士をサポートする仕事もあるので資格がなくても保育所で働くことができます。「保育補助」の仕事については、後日記事にするつもりです。

保育士資格取得についての記事はこちら

 

  • 向ている人物像
  • 子供が大好きなことは大前提で、時には優しく、時には厳しく子供たちと接することができる人
  • 保育は子供を抱っこしたり、おんぶしたり、一緒に走り回ったりできる体力のある人
  • 子供たちはもちろん保護者とも十分に関わることのできるコミュニケーション能力
  • いつも笑顔で子供たちと向き合えるポジティブ思考
  • 子供たちに分かってもらえないことがあっても辛抱し、新たに試行錯誤していける忍耐力
モーリー
モーリー

高収入は期待できないけど、子供やお父さんお母さんにとても喜んでもらえる、やりがいのある職業ですよ!

 

 

保育所の1日のタイムスケジュール(モデル)

保育所の先生たちがどんな時間配分で仕事に取り組んでいるかを理解するために、ある保育所の一例にしスケジュール表にしましたので参考にしてください。

 

時 間 仕 事 内 容
7:00 出勤
園児の出迎え準備、一日の仕事内容確認など
7:30 園児をお出迎え
順次、園児が登園。一人ひとりと挨拶をしながら、顔色や表情を見て健康状態のチェック。様子がおかしい園児には、保育開始後も様子をこまめに確認しながら異変はないか見守る。
9:45 朝の体操と朝礼
園児と職員全員でホールに集まり、朝の体操を実施。朝礼では、その日気をつけたいことを申し送り。

10:00~

11:00

クラス別保育
クラス(年齢別)に分かれて保育を実施。各クラスには担任・副担任の他、決まった担当をもたない保育士が状況に応じてサポート。年齢や季節に合わせて『歌や手遊び、読み聞かせ、お絵かき、工作、プールなど』のプログラムを行う。
※運動会や発表会等のイベント前は、運動種目やお遊戯の練習が中心。

11:00~

11:30

昼食の準備・配膳
給食の配膳などを行い、園児には手洗いなどを促す。

11:30~

12:30

昼食
園児と同じ給食を食べながら、食事の様子を見守る。箸のもち方、好き嫌いなく食事をすることの大切さを指導。(離乳食を食べる年齢の園児には、離乳食を提供。)
※最近は食物アレルギーのある子どもも多いので、アレルギーを起こす食材が除去された「除去食」がきちんと配膳されているか、異変はないかのチェックも重要。

12:30~

13:00

昼食の後片付け・お昼寝の準備
食器の後片づけ、布団敷き、園児たちをトイレに行かせる、寝かしつけなど。

13:00~

14:00

休憩
お昼寝中の園児たちの様子は適宜異変はないかチェックしながら休憩をとる。とはいえ、保育日誌や連絡帳の記載、行事の用意をしたりと事務仕事を進めるケースも多い。

14:00~

14:30

園児たちの起床
寝起きが悪い園児を起こしたり、布団の片付け。

15:00~

15:30

おやつタイム
おやつの準備、食べ終わった後の片付け。

16:00

帰りの会
絵本の読み聞かせ、帰りのうたを歌う、さようならの挨拶など。

16:00~

19:00

お見送り・掃除・デスクワーク
16:00頃から保護者のお迎えあり。(ピークは17:00~17:30)
引き渡し時に、その日の子どもの様子を保護者に伝える。同時に、教室の掃除や保育日誌を書いたり、指導計画を立てたり、デスクワークを行う。

19:00

退勤
遅番の保育士退勤。

どこの保育所もまったく同じとは言えませんが、基本的な流れはこのスケジュール表を見ればおおよそ理解する事ができると思います。

まとめ

最後まで読んで頂きありがとうございました。

この記事を読んで自分に保育所の先生なんて務まるのかなと思った方もきっといるでしょう。でも私はそれでいいと思うんです。それぐらい身構えて臨むべき仕事であると思います。

厳しいことを言うと、ただ子供が好きという軽い気持ちで就職してしまうと理想と現実の違いに落胆し、続かなくなってしまう場合もあります。

表を見ただけでも分かるように保育所のスケジュールは非常に過密で、子供の命にも関わるかもしれない責任の大きな仕事も多いです。時にはその責任が心に重くのしかかってくることもあるでしょうし、勤務時間や責任の大きさと比べても給与も妥当とはいえません。

だからこそ、まずは保育士という仕事は決して楽しことばかりではない。ということをしっかりと理解する事が非常に大切です。保育士ならではの苦労をしっかりと理解した上で働くことができれば、どんなことでも辛抱し、きっと苦労の先にある子供達の成長や様々な変化を通じて、他では味わえない喜びや仕事への充実感を得ることができるでしょう。

保育士についてさらに詳しく書いてくれているサイトもたくさんあるので是非参考にし理解を深めてもらえたらと思います。 

https://www.hoikushibank.com/

https://www.hoikujyouhou.com/hoiku_club/

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

はじめまして、こんにちは!
ハタ楽ブログ管理人のモーリーです。
普段は障害者、高齢者、社会に馴染めない人たちへの支援活動を行っており、その経験を通して学んだ知識を人の役に立てるようブログを活用して発信していきます。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次
閉じる