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職場の人間関係を快適に保つコツ【上司&部下との付き合い方編】

こんにちは。ハタ楽ブログ管理者のモーリーです。

今回は職場での人間関係を快適にするヒントについて記事を書いていきます。最後までお付き合い下さい。宜しくお願いします。

モーリー

まずはじめに下のランキングを見てください。

退職理由ランキング

1位:給与や福利厚生が良くない

2位:職場の人間関係が良くない

3位:休日や残業時間などの待遇が良くない

4位:仕事内容にやりがいを感じない

5位:会社に安定性、将来性がない

6位:仕事を正当に評価してもらえない

7位:経営理念や社風が合わない

7位:職場環境が悪い

9位:希望の勤務地でない

https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/caripedia/03

上記ランキングは「マイナビ転職サイト」が正社員の方々を対象とし、2015年7月31日〜8月2日までの期間に行った370名の回答から得たネットアンケート結果です。

見ての通り、退職したい理由第1位は「給与、福利厚生がよくない」、第2位は「職場の人間関係」です。

ただ、「給与や福利厚生」は会社の仕組み上どうにもならない事が多いと思うのですが、「職場人間関係」に関しては改善できる可能性がある事柄だと思います。

せっかく給与や福利厚生も満足していて、仕事自体にやりがいも感じている職場なのに「人間関係」が原因で退職しなければならないのは非常に辛い。

できるなら、仕事仲間と上手に付き合える方が幸せです。

ですので今回は職場での人間関係をより良くしていくために上司、部下との適切な付き合い方をお伝えします。

 

目次

職場での人間関係を快適に!【上司との付き合い方編】

職場での人間関係悪化の原因によく挙げられるのが上司との関係です。ここに悩まされている人は本当に多いです。

その原因として挙げられるのがこちら↓

 
  • 経験や知識の違い
  • 世代の違い
  • 考え方、価値観の違い
  • 言葉の解釈の違い
  • ものごとへの捉え方の違い

まずは、上記の「違いを受け入れていく努力が必要不可欠です。

上司と接する際に大切にするべき5つの事

その1 : 挨拶と返事に一工夫

初対面の人であれば、あいさつの仕方を意識するかもしれません。しかし、毎日の事ですので、慣れてしまうと、多くの人はあいさつが適当になったり、無意識にあいさつをしていることが多いです。

あいさつ・返事のポイントは・・・

  • あいさつの時には、相手の名前を呼ぶこと
  • 目を見て笑顔で挨拶、返事をすること

「当たり前のこと」と思われそうですが周囲をよく見てみましょう。
実は意外とやっていない人が多いものです。

特に、人は自分の名前を呼ばれると、自分はこの人から「特別な存在として認められている」という心理になると言われます。

「〇〇さんおはようございます!」

と毎日の挨拶に、相手の名前を付け足すだけ。

朝から苦手な上司の笑顔が見れたら嬉しいものですよ。
すぐに実践してみよう!

その2 : 上司の話を「傾聴」する

上司との関係を良好に保つためには「聞き方」にも工夫が必要です。

そもそも傾聴【けいちょう】とは・・・

相手の話に耳を傾けて熱心に聞くこと」です。

傾聴のポイントは・・・

  • 相手の話を最後まで聴くこと(途中で遮らない)
  • 相手の話を否定しない。仮に考えが違っても、違いを受け入れること
  • うなずきと相槌で「あなたの話を聞いています。わかっています。」と示すこと

上司の話す内容が自分の考え方と違ったら意見を言いたくなります。そこをぐっとこらえて、まずは上司の話にしっかりと耳を傾けてください。

しっかり聞いてくれていると上司が思えば心地良くなってもらえるし、その心地良さは自分に返ってくるのです。また、思った以上にためになる話をたくさん聞けることに気づくはずです。

【その3 : フィードバックを素直に受け取る】

そもそも、 フィードバックとは・・・

業務内での行動などを評価した結果を、その行動した人や会社に対して伝え返すことをいいます。

フィードバックを受け取ると、時には怒られたように感じる場合もあります。しかし、フィードバックはあなたの言動から感じた事実をそのまま教えてくれる、言葉の鏡のようなものです。


あなたが更に成長するための、大事なヒントであると受け入れることができれば、上司からのフィードバックも気持ち良く受け取ることができるでしょう。

フィードバックを受け取るポイントは・・・

  • フィードバックが多いほど、もっと成長する可能性があると心得ること
  • 厳しいフィードバックをもらった時ほど、そのことに感謝を伝えること

【その4 : 上司からのアドバイスは即実践】

上司から毎日のように自分のやり方を否定され、アドバイスをされ続けるとストレスが溜まってきます。
「自分なりのやり方で、自分で考えて・・・という思いが強い人ほど辛さも大きくなるでしょう。

自分のやり方、考え方を持つ事はとても大切なことですが、一度、心を白紙にして上司からのアドバイスに耳を傾けて見ましょう。

上司からのアドバイスとは、上司がこれまでに同じような経験をしたからこそ、あるいは、あなたよりも広い視点で物事を捉えているからこその意見です。

アドバイスをもらった時のポイントは・・・

  • 守破離の「守」だと思って、まずは言われたとおりに実践してみること
  • 実践したその結果を報告すること

成長のためには素直に実践してみる。もしもうまくいかなかったのなら、それをさらに相談してみましょう。

これを意識すれば上司からのアドバイスもストレスに感じることがなくなる可能性があります。

【その5 : こまめな御礼を大事にする】

仕事を任せてもらう、手助けしてもらう・・・。
そんな時に、御礼を言うのは当然の礼儀です。おそらくあなたもあなたの周囲もそうしていると思います。

御礼のポイントは・・・

・御礼はこまめに、そして一工夫を加えること

例えば、「先日はアドバイスをありがとうございました。」と御礼を伝える時に、淹れたコーヒーをさり気なく出す、簡単なメッセージカードに感謝を伝える。などがあります。

あなたの気配りを上司は嬉しいと感じるでしょうし、こうした気の利く部下であれば大事な仕事や取引先を任せても大丈夫だと、信頼を寄せてくれるでしょう。

上司との関係もぐっと深まることでしょう。

職場での人間関係を快適に!【部下との付き合い方編】

部下との関係悪化の原因は、先述で紹介した上司との付き合い方でのチェック項目と同じことが言えるのでので、もう一度記載します。

  • 経験や知識の違い
  • 世代の違い
  • 考え方、価値観の違い
  • 言葉の解釈の違い
  • ものごとへの捉え方の違い

上司だからといって、部下に好き勝手に言えばいいというものでもありません。やはり上司も、部下との違いをしっかりと理解することが必要不可欠です。

部下と接する際に大切にするべき4つの事

【その1 : 部下への理解を深める】

理解を深めるには、日頃から部下に関心を持ち観察をすることが大切です。普段から観察をしていると

「整理整頓が行き届いているね」

「字が上手だね」

などの多くのフィードバックをしてあげることができ、部下の承認欲求を満たすことができます。

また、理解に悩む部下のタイプはおそらく「ゆとり世代」が多いでしょう。ゆとり世代の代表として、その世代の特徴を引用して紹介します。

・個性を大切にする

・自分が好きなことをやりたい

・自発的な行動が少ない

・指示待ち

・ストレス耐性が低い

・打たれ弱い

・正解を求める

・承認欲求が強い

・現実的で安定志向

・何でもメールで済ませる

・納得しないと動かない

・はやく成長したいと焦っている

・根はまじめ

ゆとり世代は、ナイーブで打たれ弱いといわれる。これは、彼らが育ってきた環境をみれば納得できる。

https://kininaruco.com/how-to-communicate-with-staff/#i

特徴はこんな感じです。

育った環境がそうさせてしまっている部分が大きいので、まずはこれらを理解してあげることが大切です。

 

【その2 : 部下の話しを傾聴する】

上司への接し方でも紹介した、この「傾聴」は部下への接し方でも役立ちます。

部下の話しを傾聴する際のポイント

  • 否定せず、あるがままを受け入れる
  • 話しの途中で相槌やうなずきを入れ、話しをしっかりと受け止めていることを示す
  • アドバイスは話しが終わった後行う。

これらを実行するだけで部下にも安心して頼ってもらえる関係性を築くことができます。

ただし、部下から報告や連絡を受ける場合は情報は正しいのか、根拠はあるのか、論理に矛盾はないかなど見極めながら聞く必要があります。

【その3 : 部下に分かりやすく伝える】

話しが分かりにくいというのは、コミュニケーションをとるには致命的です。伝える側も「何故理解してくれないんだ」とイライラしてしまい、聞いている方にも正しく伝わらず、ミスが起こりかねません。

話しが伝わりにくい人の特徴

  • 話しがダラダラと長い
  • 結論が最後までわからない
  • 話しの展開が読めない

じゃあどうすれば良いのか?それは上記の事柄と反対のことをすれば良いのです。

話しが伝わりやすい人の特徴

  • 話しは端的に
  • 最初に結論を伝える
  • 具体的な例などを出して伝える

皆さんはPREP法という話し方をご存じですか?

Point(結論)
Reason(理由)
Example(事例、具体例)
Point(結論)

という構成で話しを組み立てます。この方法を使えば話しを端的かつ的確に伝わりやすくなります。

例文

【1結論】

この書類の字を大きくしてくれるかな

【2理由】

何故なら明日の会議には目の悪い方がたくさん来られるから

【3事例・具体例】

以前も字を大きくしたら会議もスムーズに進んで、評判も非常に良かったんだ。

【4結論】

だから字を2倍の大きさに修正してほしい。頼んだぞ!

部長!丁寧で分かりやすい伝達ありがとうございます。

となるわけです。長々と小芝居すみません。分かりやすいでしょ?(笑)

伝わりやすい話し方を意識すればイライラすることなくお互いに気持ちよく情報交換することができますよ。部下との関係もより快適になるはず。

【その4 : 部下を評価する際の注意点】

部下を評価する場合には、叱る場合と褒める場合の2パターンあります。

この時に1番大切なのは、客観的で一貫性のある基準に基づいておこなうことが大切です。

もし評価する相手やその時の気分で基準が変わってしまったら、部下は何が正しいのか分からなくなり「やってられない」と感じてしまいます。

まず、褒める場合も叱る場合もその基準をしっかりと決め、事前に伝えてあげた方が、上司からのフィードバックを受け入れやすくなり、高めあえる関係を築くことができるでしょう。

それから基準が決まったところで、どう褒め、どう叱ったら良いのか。その点を知っておくことも非常に大切なので紹介します。

褒め方のポイント

  • 日頃から部下を観察した良いところを加点主義で評価する
  • 成果が出てない部下にも、努力や成長した部分を褒めてあげる
  • 褒め言葉のレパートリーを増やす

叱り方のポイント

  • 部下の成長を促すために伝えていることを忘れず、理性的に叱る(※感情的にならないよう)
  • 他の社員がいる前で叱るなど、恥をかかせるような叱り方は避ける
  • 人格ではなく、行動を叱る。例えば(遅刻した現実をしかる=行動を叱る。だらしない性格だから遅刻した=人格を否定する)

まとめ

上司も部下もお互いが寄り添っていく事が非常に大切であることが分かったと思います。この記事を読んで実行するかしないかは、あなた次第です。職場での行動をガラッと変えるのは勇気がいったり、恥ずかしさがあったりすると思いますが、少しずつでもいいので実行されることを願っています。きっと、より楽しく喜びの多いビジネスライフを送ることができますよ(^^♪

それでは最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人

はじめまして、こんにちは!
ハタ楽ブログ管理人のモーリーです。
普段は障害者、高齢者、社会に馴染めない人たちへの支援活動を行っており、その経験を通して学んだ知識を人の役に立てるようブログを活用して発信していきます。

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