こんにちは!
ハタ楽ブログ管理人のモーリーです。
今回は「サッカー審判員」という職業について紹介していきます。



サッカー審判員って資格はいるの?給料はどれくらいあるの?
具体的にどんな仕事なの?
って思っているそこのあなたは必読です。
↓サッカーに関わる仕事は他にもいっぱい↓


サッカー審判員の基本データ


サッカー審判員に必要な資格
資格の種類
- 4級審判員
- 3級審判員
- 2級審判員
- 女子1級審判員
- 1級審判員
- プロフェッショナルレフリー
4級審判員
4級審判員の受験資格は、12歳以上で心身ともに健康な人で、各都道府県サッカー協会の講習を受ければ、資格がとれます。
4級審判員は、都道府県サッカー協会の下の団体や連盟が主催する試合で主審を務めることができます。
3級審判員
3級審判員の受験資格は、15歳以上の4級取得者で、19試合の主審や副審を務めたことのある人です(ただし、主審を半数以上)。筆記テストと体力テストがあります。
3級審判員は、都道府県サッカー協会の主催する試合で主審を務めることができます。
2級審判員
2級審判員の受験資格は、3級取得後2年以上で、一定の経験を積み、各都道府県の推薦を受けた人が受験できます。筆記テストと体力テストがあります。
2級審判員は、北海道、東北、北信越、中国など全国9地域のサッカー協会が主催する試合で主審を務めることができます。
女子1級審判員
女子1級審判員の受検資格は、2級取得後2年以上経ち、実績のある39歳以下の女性で、各地域サッカー協会から推薦された人です。筆記、体力、実技の各テストがあります。
合格すると、日本サッカー協会の女子の大会やなでしこリーグで主審や副審を務めることができます。
1級審判員
1級審判員の受験資格は、2級取得後2年以上が経ち、実績のある34歳以下の者で、各地域サッカー協会の推薦を受けた人です。
筆記、体力、実技テストがあります。1級審判員は、JリーグやJFLで主審や副審を務めることができます。
プロフェッショナルレフェリー
日本のサッカー界で、プロの審判員として活動する人を「プロフェッショナルレフェリー(PR)」と呼んでいます。J1で主審や副審を務めたり、W杯で審判をするのも、このPRです。
4級、3級、2級、1級と順番に資格を取得し、さらに、優秀な審判として認められた人だけが、PRになることができるというわけです。
現在、男女合わせて約200名の1級審判員がおり、PRになれるのは、1級審判員の十数人に1人です。
サッカー審判員の気になる給料
- 平均給料 67万円
- 平均年収 814万円〜1077万円
※参照:給料給与統計の算出は口コミや厚生労働省の労働白書
平均給料・年収だけを見るとサラリーマンの平均収入の2倍はあるのでガンガン稼げる職業に思えますが、2級審判員までの資格だと高校生の地方大会、全国大会の試合等でしか活躍できないので、1日の報酬も数千円程度に交通費と昼食のお弁当が付くぐらいです。その場合、働きながらサッカー審判員をしている人が多いのが現状です。
1級審判員になるとJ1・J2・JFLの主審や副審を勤める事ができる様になり、その報酬額も大幅に上がります。
- J1主審が12万円、J1副審が6万円、
- J2主審が6万円、J2副審が3万円、
- JFL主審が2万円、JFL副審が1万円
となっています。それでも尚、収入が安定しない人がいるのが現実です。
しかし、プロフェッショナルレフェリー(PR)になると話は変わってきます。その年棒は正式に公表はされてませんが1000万円〜2000万円と言われています。
ただ、一度PRとして契約を結べたからと言って一生契約できる訳でなく、降格される場合もあるので審判員としての高い水準を維持していく努力は欠かせません。
サッカー審判員に向いている人物像
- サッカー経験者
- 体力に自信のある人
- きめ細やかな人
- 芯の強い人
サッカー経験者
審判員になるにあたって、何よりも大切なのはサッカーが大好きである事で、経験者であることは尚必要です。
経験者でなくても審判員になることはできますが、経験者の方が細部にまで目が行き届きやすく、次の展開も予測しやすくなるでしょう。
体力に自信のある人
サッカーの主審になれば80分、90分間走り続けられる体力も求められます。
ボールの動きに従って的確なポジションを取らなければ、正確なジャッジはできませんし、監督や選手たちの信頼を得ることもできません。
サッカーのW杯の審判になるには、持久走のタイムはもちろん、インターバル走をした時の心拍数や回復力までデータを取って調べられます。
Jリーグの審判では、そこまで詳しくチェックされませんが、試合中、展開に合わせて走るスタミナがなければ、主審をさせてもらえません。
芯の強い人
試合中は微妙な判断を下さなければならない場面になんども直面します。不利なジャッジをされたチームや選手からは高圧的に講義をしてくる場合もよくあります。
そんな場面に直面した時に自分の下したジャッジに揺るぎのない自信を持って選手の講義に対応できる芯の強さは欠かせません。
近年はVAR(ビデオ・アシスタント・レフリー)という制度が導入され、主審のジャッジが180度覆ることもあります。
サッカー審判員ってどんな仕事?


サッカー審判員の仕事内容
サッカー審判員の仕事は競技のルールに従って試合を厳格に、そしてスムーズに進行させる事が何より大切です。しかし、審判員の仕事は試合中だけではありません。
試合前の会場のチェック
試合の2時間前から会場入りし、試合会場がルールに則り設営されているか、試合の妨げになる様な物がないかチェックを行います。
出場選手、試合で使用する道具やユニフォームのチェック
事前にメンバー登録されている場合は、登録メンバーと出場選手の名前や背番号が合っているかどうかのチェックをします。
試合で使われる道具やユニフォーム、さらにはバンデージやサポーターなどが、ルールに適合しているかどうかもチェックします。
競技や大会によっては、審判が対戦チームのベンチを訪れ、道具や選手をチェックすることもあります。
トレーニング・反省会など日常の努力
審判員として必要な知識、審判技術、フィットネス、パーソナリティ等を向上するための努力に励むのも仕事の内です。
毎試合後には今回の判定や判断がどうであったか反省会を設けて、誤審を最小限に抑える努力も惜しむ事はできません。
サッカー審判員としての活躍の場を広げよう
最近では審判員の派遣依頼サイトもありますので、そこに登録をしておけば審判員として活躍でき場を広げる事ができのではと思います。
登録しておきたい方はこちら↓
まとめ
サッカー審判員はとてもやりがいのある仕事です。
試合中も試合が終わった後も観客に審判の存在を感じさせないぐらいのスムーズな進行し選手たちを輝かせることを求められるだけに、審判員は目立つことを避けます。
だからこそ今日の試合は素晴らしかったと選手たちに注目が集まった時、審判員としての喜び、やりがいを感じる事ができるでしょう。
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