こんにちは!モーリーです。
今回はサッカーに関わるお仕事の紹介です。
世界的に最も人気のあるスポーツ「サッカー」。
サッカーと聞くとプロサッカー選手の事をパッと思い浮かべる人が殆どでしょう。
しかし、サッカー界は選手だけで成り立っているわけではありません。監督がいて、選手に対してアドバイスやケアする人がいて、将来のサッカー選手を育てる人がいて他にもサッカーに関わり支えてくれるたくさんの人がいるからこそサッカー界は成り立っています。
そして、そのどれもが魅力の溢れる職業ばかりです。
今回はその魅力的な職業の中から10種に絞って紹介をさせて頂きます。
サッカーに関わる仕事!その1【プロサッカー選手】


こんな人にオススメ!
- サッカーが得意な人
- プロになりたい夢がある人
- サッカーと共に人生を歩んできた
どんな仕事?
プロ契約を結んでいるプレーヤーのこと。
国内では、Jリーグや一部のJFLチームに在籍しているのがプロ選手。また最近では、Jリーグ入りをめざす地域リーグでもプロ契約選手がいるほか、育成期間を経て20歳を過ぎてから活躍する選手も増えてきている。
Jリーガーの人数は、およそ1000人。平均年収は2000万円前後だが、ヨーロッパなどで活躍する選手の中には1億円プレーヤーも存在する。
またシンガポールをはじめ、アジアのプロリーグでプレーする日本人も多く、海外にも活躍の場は広がっている。
とにかく多くの人に夢と感動を与えることができ、サッカーを愛する者なら一度は憧れる夢の職業です。
この仕事に就くには?
各Jクラブのユース(高校生年代)で実績を上げ、トップチームに呼ばれるというルートを除けば、スカウトとセレクション(実技のテスト)が挙げられる。
スカウトであれば、高校の部活やクラブチームなどの選手育成組織で、各プロチームのスカウティングスタッフの目に留まるような活躍することが必須。
一方セレクションであれば、各チームの選考会に挑戦する形になるが、一般参加者が合格することは難しく、関係者の紹介や推薦も大切なポイントとなる。
狭き門と言わざるを得ないが、自分のプレーでサポーターを魅了する幸福は何物にも代えがたい。
サッカーに関わる仕事!その2【アマチュアのサッカー選手】


こんな人にオススメ!
- 先々プロを目指す人
- サッカーをこよなく愛する人
- とにかくプレーを楽しみたい
- サッカーが得意な人
- 仕事終わりや休日にサッカーに時間を費やせる人
どんな仕事?
アマチュアは正確にいえば仕事ではないです!
彼らはサッカー選手であると同時に、別の仕事を持つことで生活のための収入を得ている。プレーの舞台は、JFL、関東や関西などの地域リーグ、都道府県リーグなど。
基本的に昼間は仕事のため、主に夜間にトレーニングを積み、休日に試合に出るといったライフスタイルになる。二足のわらじを履くアマチュア選手たちはその分だけサッカーに対する熱い情熱を持っているということができるだろう。
また、アマチュアの中にもJリーグ入りをめざすチームはたくさん存在する。
見事実現すれば、そこからプロへの切符をつかむことも夢ではない。
この仕事に就くには?
JFLや地域リーグに所属するクラブチームは、それぞれが入団方法を定めている。
具体的には、セレクションを開催したり、関係者から紹介された入団希望者に対してテストを実施したりとさまざまです。
くわしくは、各チームに問い合わせるのが一番だろうと思います。ちなみに企業のチームであれば、母体となる企業の社員となる場合もある。
あくまでプロだけがサッカー選手なわけではない。ひとまずはアマチュアの世界でプレーしながらも、所属するチームのJリーグ昇格をめざしたり、プロから声がかかるチャンスを虎視眈々とねらうというのも、ひとつの道です。
サッカーに関わる仕事!その3【サッカー審判員】


こんな人にオススメ!
- サッカーが大好き
- サッカーが得意な人
- プロと同じピッチに立ちたい
- 判断力には自信がある
どんな仕事?
ファウルの笛ひとつでゲームの流れが変わることもめずらしくないぐらい責任重大です。
試合を見ていても
「審判しっかりしろー!」
とかよく言っちゃいますよね。
それぐらい観客からも注目されるポジションであると思います。
審判員は、卓越した能力が求められる職業です。そのため日本サッカー協会は1級~4級まで審判員のライセンスを定めていて、Jリーグの審判員は、1級保持者の中から実績により毎年推薦されるシステムです。
また、国際試合を担当できる国際審判員も、1級審判員の中から推薦される。
審判活動で主な収入を得るプロフェッショナルレフェリーは国内に10人あまりで、ほとんどの審判員が他に本職を持って活動しています。
審判員育成にはFIFAも力を入れており、今後さらなる充実が見込める分野です。


この仕事に就くには?
まず必要なのがライセンスを取得することです。
プロフェッショナルレフェリーをめざすなら1級審判員であることが最低条件となるが、4級から段階を踏まなくては1級を取得することはできません。
具体的には、主催する地域や都道府県の講習会に参加して、座学の講義、実技講習を受けた後、それらの復習となる筆記試験を受ける形になります。
より上のライセンスの推薦を受けるためには、取得後の経過年数や実績も必要となるので、日々経験を積むことも重要です。
ちなみに、トップクラスのプロフェッショナルレフェリーになると、年間2000~3000万円稼ぐことも夢ではありません。
それだけ人の楽しみや喜びにつながる魅力ある職業であるという事です!
サッカーに関わる仕事!その4【スクールコーチ】


こんな人にオススメ!
- サッカーが大好き
- サッカーが得意な人
- 子供が好きな人
- サッカーの魅力を広めたい人
どんな仕事?
サッカースクールは全国に存在し、Jリーグクラブが運営するものや、各地域で活動するものなどがあります。
スクールコーチは、これらのスクールに就職し、幼稚園年代から中学生年代のいずれかの年代、またはすべての年代の指導に当たる。
技術はもちろんのことですが、指導の基本となるのはコミュニケーションです。
担当する年代によって接し方を変えていく柔軟性や、選手たちから信頼を得る人間力が求められます。
指導者のやりがいは何と言ってもサッカー界の未来をつくれること。自分の指導を通じて子供たちがサッカーの楽しさを知り、そこから明日のスーパースターが生まれることも十分ありうる。
そうなれば最高に嬉しいですよね!
未来の侍ジャパン誕生のお手伝いができるかもしれない夢のある職業です!
この仕事に就くには?
前述のとおり、各スクールに就職することになるが、その際に重要視されるのが「ライセンス」です。
国内の指導者ライセンスは日本サッカー協会により整備され、S級からD級までのランクが設定されています。つまり、この指導者ライセンスを持っていることが、自分の指導レベルを証明するための基準となるわけです。
ちなみにJリーグチームや日本代表の監督になるためにはS級ライセンスを所持していることが条件となります。
ライセンス取得のためには、それぞれのレベルの養成講習会に参加しなくてはなりません。そこで所定のカリキュラムを受講し、筆記・実技などの認定試験に合格すれば、ライセンスが付与されます。
サッカーに関わる仕事!その5【キッズリーダー】


こんな人にオススメ!
- サッカーが大好き
- サッカーが得意
- 子供が好き
- サッカーの魅力を広めたい
- 体を動かす楽しさを伝えたい
どんな仕事?
キッズリーダーとは、主に10歳以下の選手や子供たちにサッカーを教える指導者のことです。
上の年代を対象とするコーチと違い、テクニックを教えるよりも身体を動かすことの楽しさやスポーツのおもしろさを体感してもらうことを目的としています。
キッズリーダーは、ほとんどの子どもにとって、生まれて初めて出会う指導者ではないかと思います。
トレーニングメニューや指導者の言葉が、その子がサッカーを好きになるか嫌いになるかを左右するきっかけにもなるかもしれないので責任重大です。それだけやりがいが溢れているってことですね!
理解力がまだ十分発育していない子どもたちには、フォーメーションや戦術を教えるよりも、まずボールを使って遊んでみて面白さを味わうことから始めます。
この仕事に就くには?
キッズリーダーにも、日本サッカー協会公認のライセンスが存在します。
絶対に必要というわけではないが、これを取得することがキッズリーダーへの第一歩と言えるでしょう。
就職先としては、他の世代の指導者と同じく、Jクラブや地域のサッカースクールです。
また職種としても、キッズリーダー専門というわけではなく、他の年代の指導もしながら幼稚園から小学校中学年世代を教えるといったケースが多いようです。
先述にもあるとおり、キッズリーダーの役割は「サッカーの楽しさ」を伝えること。
スクールに限らず、サポーターや地域との交流イベントなど、普及の場でもその力を発揮しています。
サッカーに関わる仕事!その6【フロントスタッフ】


こんな人にオススメ!
- サッカー選手経験者
- サッカー指導経験者
- サッカー界にネットワークがある方
どんな仕事?
フロントの仕事を一言で表すのは難しいです。
ゲームやイベントの企画・運営、スケジュール管理などのチームのマネジメントはもちろん、スポンサー獲得や広報活動、お金まわりを管理する経理・財務、そのほか様々な事務作業など、クラブ運営に必要となる仕事全般が含まれています。
さらに、それらすべてのポジションに通ずる重要な仕事が地域との絆を深めていくこと。
地域に受け入れてもらい、ファン層を広げていくことが、ゲームの動員数やスポンサーの数を増やすことにつながり、それらはやがてチームを盛り上げる力となる職業です。
この仕事に就くには?
一般企業のように定期的な人材募集をするクラブは今のところ皆無に等しい現状です。
稀にある不定期の公募を除き、人材が不足した場合には、人と人のネットワークを通じて探すことが一般的です。
そのため、インターンシップやボランティアなどで実際働いた経験があるかどうかや、サッカー界にネットワークを持っているかが就職のカギを握ることになる。
また、日本サッカー界にはこれからJリーグ入りをめざすクラブも多い。
そういったクラブであれば、大勢のスタッフを抱える余裕がないため、一人二役・一人三役と活躍できた方が、現場では重宝されます。
サッカーに関わる仕事!その7【スカウトマン】


こんな人にオススメ!
- サッカー選手経験者
- サッカー指導経験者
- サッカー界にネットワークがある方
- 選手の見る目に自信がある方
どんな仕事?
スカウトは、フロントの仕事の一つ。全国から有能な選手を見つけ出し、自チームへ誘う仕事。
まず、大学や高校の試合に足を運び、ダイヤの原石を探します。気になる選手が見つかれば、選手と話したり、所属チームの監督から話を聞いたりしながら、プロとして通用するかを判断した上で、実際にスカウトをする。
優秀な選手であれば、他チームとの獲得競争になることももちろんあります。選手と食事をしたり、クラブの練習に参加してもらったり、両親とも話をしたりと、自クラブを選んでもらうために、あの手この手を尽くす仕事です。
この仕事に就くには?
選手を見る目、サッカー界でのネットワーク、交渉力などがスカウトには求められます。
一般募集はほぼなく、現在活躍しているスカウトは、選手経験や指導者経験を持つ人が多い。
また、スカウトだけで食べていくには狭き門であるため、別職種でフロントに就職し、スカウトの仕事をまかせてもらえるよう働きかける方法や、指導者から転向することも可能です。
必要な能力を身につけて売り込みを図る手もあるが、現実的には厳しいようです。
冒頭に挙げたスキル以外にも、全国を飛び回るための体力も必要。精神的にも肉体的にもタフさが求められる職種です。
サッカーに関わる仕事!その8【サッカー専門誌編集者】


こんな人にオススメ!
- 自分なりのサッカー観がある方
- 斬新なアイデア力
- 文章力・取材力がある方
- サッカー界にネットワークがある方
どんな仕事?
日本では現在、20冊前後のサッカー専門誌が発刊されています。週に数回発売されるものから、季刊のものまで、刊行のペースはさまざまです。
フリーペーパーもある。また、特定のクラブに情報をしぼったものや、データに特化したもの、海外クラブの情報まで幅広く取り扱うものなど、そのコンセプトや記事の中身も多岐にわたっています。
編集者の仕事内容は、特集記事の企画立案、取材、編集など。
ライター、カメラマン、デザイナーなどと協力しながら雑誌を作っていくため、彼らと打ち合わせをして企画の意図を伝えたり、的確な指示を出したりといったことも重要な仕事です。
この仕事に就くには?
志望者が多く倍率は高いが、出版社や編集プロダクションは新卒や中途を公募することもあります。
また、外部のフリースタッフを募集している会社もあるので、自ら売り込みをかけるのもひとつの手です。
もちろん経験やネットワークを持っていると強みとなる。必要な能力としては、斬新な企画を生み出すアイデアや、自分なりのサッカー観など。
文章力や取材力はもちろん、情報を仕入れるための人脈づくりにも長けていると強みになります。
不規則な生活になることも多いため、ある程度の体力も求められますが、そのぶん、サッカー界を盛り上げていく一員としてやりがいも非常に大きいです。
サッカーに関わる仕事!その9【フィジカルコーチ】


こんな人にオススメ!
- 運動生理学の知識がある方
- 医学の知識がある方
- コミュニケーション能力が高い方
- サッカーの戦術に関する知識がある方
どんな仕事?
フィジカルコーチは今後ますます重要性が高まっていく職業です。
選手の肉体のメンテナンスを担当し、最高のパフォーマンスを発揮できるようにサポートします。具体的には、各選手の身体能力や状態を把握し、その選手に求められる役割に合わせたトレーニングを組み立て、実行していく。
そのため監督やテクニカルコーチ、ドクターなど様々なスタッフとの連携が必要となってきます。
選手のコンディションや環境は日々変化し、一日も同じ状態の時はないので、その時の状況に応じたサポートを実現し、選手のポテンシャルを最大限引き出すために、日頃からの地道な積み重ねが求められる仕事です。
この仕事に就くには?
フィジカルコーチには、絶対的な資格は存在しません。
選手経験は「選手の気持ちを理解する」という意味ではあった方がいいですが、それも絶対条件ではありません。求められるのは、結果を出せるだけの知識と能力。
そのためには仕事に就く前も就いた後も多くの現場経験が重要となってきます。
就職・契約先としては、Jクラブやユースなどのチーム。
監督の指揮のもと、チームを勝利へ導くことが使命となるので、サッカーの戦術や運動生理学、医学など広範囲にわたる知識が必要となります。
また、分析に基づいた指導を選手に伝えるためのコミュニケーション能力も重要。資格はあくまでも、これらの能力を裏付けるためのものです。
サッカーに関わる仕事!その10【アスレティックトレーナー】


こんな人にオススメ!
- サッカーに関わる仕事がしたい
- 選手をサポートしたい方
- 自分もケガの経験がある方
どんな仕事?
フィジカルコーチが選手の身体能力をゼロからプラスに向上させるのに対し、アスレティックトレーナーは、マイナスの状態の選手をゼロに戻す役割を担います。
つまり選手が負傷した場合の応急処置やケガの評価、医師の指示を受けリハビリメニューの作成などを行うということです。
また、最近特に注目されている役割が「障害の予防」。ケガをしないためのトレーニングのノウハウや、予防に役立つテーピング技術といった能力が求められています。
そのため、選手の健康状態やこれまでの傷害歴の把握、トレーニング・栄養・休養に関する指導から環境や施設の管理・チェックまで仕事の内容は多岐にわたります。
この仕事に就くには?
各クラブチームに就職・契約するほか、スポーツジムやフィットネスクラブに就職するという方法もあります。
また、アスレティックトレーナーの職域はスポーツ現場に限らず、高齢者の健康づくりやリハビリのサポートなど活躍の場は広がっており、医療現場も就職先のひとつにあげられます。
フィジカルコーチと同じく絶対的な資格はないため、即戦力となれる実力を身につけることがこの仕事に就くための第一歩です。
また、選手にとってアスレティックトレーナーは大事な体をまかせる存在であるため、信頼関係が大きな土台となりますので知識と能力に加え、コミュニケーション能力も重要と言えます。
まとめ
いかがでしたか?
自分に合うサッカーに関わる仕事は見つかりましたか?
他にもまだまだサッカーに関わる仕事はたくさんあります。今日は10種選んで紹介させて頂きました。どれも多くの人たちに勇気と感動を与えることができる、魅力的な仕事ばかりですよ!
皆さんが夢に向かって、勇気ある一歩を踏み出して頂けることを願ってます。
コメント